ごぼうの飾り切り【竹ごぼう】
飾り切りで日本料理の季節を演出する方法
今回は煮物や門松、松竹梅演出で役立つ「ごぼうの切り方手順とコツ」をご紹介したいと思いますのでお役立てください。
野菜の飾り切り【竹ごぼう】
竹ごぼうの切り方手順とコツ
「作り方」
【1】最初に、米のとぎ汁で5cmに切ったごぼうをやわらかく茹でてください。
【2】次に、金串の先をごぼうの筋目にそわせながら、円を描くようにくりぬいてください。
【3】このとき、ごぼうの外に金串の先が出ないよう回しながらくりぬき、向こう側までいくと写真のようになります。
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【4】このあと、ごぼうを3本重ねてください。
【5】そして、ゆでた三つ葉や水菜の軸などで3本をまとめて結んだあと、斜めに切りそろえると【竹ごぼう】の完成です。
この【竹ごぼう】はお正月の門松や松竹梅など、会席料理の演出で役立ちますので参考にしてみてください。
また、煮物にする場合、ごぼうをくりぬいた芯にすり身やミンチを入れると写真のように仕上がります。
注、包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
■ 四季の食材につきましては≫「季節別、旬の食材一覧表」に掲載しております。
また、おせち料理に込められた幸福になるための願いと理由につきましては≫「おせち料理の食材がもつ語源、意味、由来8つ」に掲載しておりますので参考にしてください。
【正月料理の関連】
【1月7日の七草がゆ】
⇒「春の七草の種類と特徴」
~「では、秋の七草とは?」
【1月15日の小豆(あずき)がゆ】
⇒「1月15日の小正月」
【参考】
⇒料理の雑学一覧へ
⇒献立用語集一覧へ
【関連】
⇒「和食のむきものとは」
⇒野菜の飾り切り手順一覧へ
≫「次の切り方を見る⇒飾り切り一覧」へ
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。 最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。