【栗の甘露煮】
今回は、栗をくちなしの実で色付けしてから砂糖蜜(シロップ)で煮ふくめる甘露煮をご紹介したいと思いますので、秋の献立やおせち料理の参考にされてはいかがでしょうか。
栗の甘露煮の作り方
栗の下ゆでと色づけ手順
【1】最初に、栗の皮をむいてミョウバン水につけてください。
皮むきの詳しい内容につきましては≫「栗の皮むき方法とコツ」に掲載しております。
また、ミョウバン水につけずにゆでると、栗の所どころが茶色くなりますので注意してください。
そして、栗はゆでる前に水洗いしてください。
【2】次に、水1000㏄に対して2個のくちなしの実を割り、お茶の葉のパックに入れてください。
そして、鍋に水、栗、くちなしの実を入れて火にかけ、沸騰するまでは強火でゆでてください。
【3】このあと、弱火にして40~50分間かけて栗をやわらかくゆで、余分な色を抜くために1時間ていど水にさらしてください。
■ たくさんの栗を一度にゆでた場合は2時間ていどさらしてください。
栗を煮る工程
水と砂糖の割合
水 | 1000㏄ |
上白糖 | 500g |
■ 甘味が強い場合は、上白糖の量を減らしてください。
「他の割合」
【4】鍋に栗と水を入れて火にかけ、砂糖を2~3回に分けて加えながら、紙蓋をして弱火で約20分間煮たあと冷ましてください。
■ 栗が大きい場合は約30分間煮てください。
【5】そして、再び火にかけて沸騰するまで煮ると完成です。
■ いったん冷ましてから、再度火にかけると味が染み込みやすくなります。
≫栗に関連した料理内容一覧
【関連】
≫おせち料理や祝膳に栗や金団(きんとん)を使う意味と理由とは?
【参考】
今回は栗の甘露煮をご紹介いたしました。
秋に使える食材につきましては≫「秋の食材50音順一覧表」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。