冬の献立と旬の食材【蟹(かに)料理】
冷凍の生蟹のもどし方
蟹の表面には、冷凍保管時の乾燥を防ぐために「グレーズ」と呼ばれる氷の膜がついています。
【1】使用する分量だけを切りはなして、深型バットやボール、鍋などの容器に移してください。
【2】蟹を2~3分ていど流水に浸して急速解凍してください。(芯が凍っているくらいの半解凍状態)
蟹の甲羅に触れたときに、ざらざらとした蟹肌が現われていたら氷の膜が取れた合図です。
注意点:蟹の身を長時間水に浸し続けると、旨味が抜けて水っぽくなりますので気をつけてください。
【3】このあと冷蔵庫に蟹を入れ、1~2時間ていどかけて芯まで解凍すると完了です。(大量の蟹を解凍する場合は、切り分ける時間を考慮して少し浅めにもどす)
■ 解凍後に時間が経過すると蟹が黒く変色する場合が多々ありますので、直ちに使用するようにしてください。
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黒変とは
冷凍蟹や海老は時間が経つと、それ自身の持つ液体が酸化して黒く変色します。
黒変した材料そのものを食べると害があるという訳ではないですが、見た目や気分的な問題で食欲がなくなる原因につながります。
いずれにせよ酸化した食材はおすすめできませんので、使用する直前に解凍するようにしてください。
【余談】蟹専門の飲食店では色が変わらないようにするための液体を開発しており、その中に浸して防止しています。(過去に働いていた本人から聞いた話なので間違いないと思います)
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