春の食材
筍(たけのこ)の飾り切り
筍船の詳しい切り方とコツ
今回は本サイトの飾り切りから筍で船を作る手順をご紹介したいと思いますので、春の献立作成や煮物の盛りつけ、大皿盛りのあしらい等の参考にされてはいかがでしょうか。
料理の【あしらい】とは ≫
筍の飾り切り方法【宝船の切り方手順とコツ】
筍の下処理方法、ゆでる工程
【1】最初に、穂先を斜めに切り落とした筍を鍋に入れ、筍の高さの2倍まで水をそそいでください。
そして、米ぬかとたかの爪を加えて、やわらかくなるまでゆでてください。
■ 下ゆでの詳しい内容につきましては≫「筍の下ゆで方法とアク抜きのコツ」に掲載しております。
筍を切りそろえる工程
【2】次に、縦半分にした筍の外側(丸いほう)をうすく切り落として、船の座りを良くしてください。
【3】竹の節になる部分を目安にしながら、筍の中を船型にくり抜いてください。
宝船の帆を作る工程
【4】下ゆでをしたあとにむいた皮を、船の帆に見立てて切りそろえてください。
仕上げの工程
【5】最後に、中をくり抜いた筍に皮で作った帆を差し込むと完成です。
【筍船の調理例】七福盛り
筍、桜ふ、わかめ
きす、車海老、鯛、一寸豆
写真は春の食材7種類と筍船に下味をつけ、銀あんをかけて木の芽を添えたもので、側面の波は吸い物だしで煮た大根を使用しております。
【関連】
【参考】
春の献立一覧へ ≫
今回は筍船の切り方をご紹介いたしました。
他の切り方につきましては≫「野菜の飾り切り【100選】切り方手順とコツ一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。