料理の語源、意味、由来一覧

岩牡蠣(いわがき)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

料理の雑学、豆知識【和食の料理用語集】岩牡蠣(いわがき)真牡蠣と同様にイタボガキ科・マガキ属の2枚貝ですが、真牡蠣とは違って深い岩礁地帯に棲んでおり、養殖は行われていないため主に素潜りで捕獲されます。殻が約20㎝と大型であるのに対して、その殻に比べると中の身は小さいです。※ 殻が分厚く大きいため、2枚貝を開ける作業のさいには手をケガしないよう、注意が必要です。

鰯(いわし)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

料理の雑学、豆知識【和食の料理用語集】鰯とはニシン科の真イワシ、ウルメイワシと、カタクチイワシ科のカタクチイワシの総称ですが、一般にイワシというと真イワシのことをさしています。カタクチイワシは全国の沿岸に棲み、太平洋、日本海沿岸各地では真イワシが多く生息しています。【真イワシ】体側に7個の斑点(はんてん)があり、ナナツボシとも呼ばれ、

糸瓜・天糸瓜(へちま)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

料理の雑学、豆知識【和食の料理用語集】糸瓜・天糸瓜(へちま)ウリ科の1年生つる草で、東南アジア原産。つると巻きひげで他のものに絡んで伸びていき、幼果を食用にします。食用に栽培するものは沖縄や鹿児島など南九州に多く、鹿児島地方では食用にするものをイトウリといいます。

公孫樹芋・銀杏芋・公孫樹薯・銀杏薯(いちょういも)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

いちょういもとは?公孫樹芋・銀杏芋・公孫樹薯・銀杏薯(いちょういも)イチョウイモとはヤマノイモ科のつる性多年草で、長芋の一品種。イチョウの葉のような平たい形をしており、淡黄色でひだや小根(こね)が少ない。小根とは、太い根から分かれて生えている細い根のことで、手のひらのような形をした仏掌薯(ぶっしょういも)もこの仲間である。

笠子(かさご)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

【笠子(かさご)】カサゴとはフサカサゴ科の海魚で、近似種を含めてカサゴという場合もあり、体長は25㎝程度です。沿岸付近に棲むものの体色は赤みの少ない黒褐色で、深いところに生息するものは赤みが強い。口が大きく頭がゴツゴツしていて胸鰭(むなびれ)が張っており、頭部には多くのトゲがある。

鴨(かも)・鴨肉(かもにく)料理材料と四季の旬食材【和食の料理用語集】

【鴨(かも)はガンカモ科に属するカモ類の総称で、種類は約120種あり、生息域は極地を除く世界中に分布しています】姿が同科の鳥類のガンに似ているが、一般に体が小型で雌雄の羽色が異なる点で区別することができ、日本には秋に渡来し、各地の海岸、湖沼(こしょう)、河川など群棲(ぐんせい)して越冬する

蔴腐(まふ)の意味とは【和食の献立、料理用語集】

蔴腐(まふ)とは普茶料理(黄檗料理)で出される献立のひとつで、胡麻豆腐のことです。黄檗料理(おうばくりょうり)は普茶料理と同じものです。黄檗山萬福寺の開祖は、いんげん豆の語源とされる明の高僧の隠元禅師で、豆をもたらすと共に普茶料理も中国から伝えたといわれます。