きゅうりの飾り切り【わさび台】
料理店の会席料理のお刺身や姿造りで見かけることが多い「きゅうりのわさび台」
今回は、このきゅうりを使ったわさび台の切り方とコツをご紹介したいと思いますので、和食調理や盛りつけ飾りにお役立てください。
胡瓜の飾り切り、わさび台の切り方手順とコツ
写真のような胡瓜の飾り切りは他にもいろいろあり、添えてあるだけで料理の見栄えを良くしてくれます。
また、この飾り切りは基本のわさび台として教科書や料理の参考書にもよく出てきますので是非覚えてください。
そして、お刺身を出されるときに、わさびが胡瓜の台にのっている上品で料理店らしい雰囲気を演出してみてください。
胡瓜のわさび台の切り方、基本手順とコツ
【1】最初に、胡瓜を水洗いして水分をふき取ってください。
【2】次に、太いほうの端を少し切り落とします。
【3】そして、切り落とした太い方を、全部で4面になるように手前を少しすぼまして薄く切り取ってください。
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【4】今度は、包丁の先を使って、この4面と同じ幅で中心に向かって、刃先が突き抜けないように切り込みを入れてください。
【5】この切り込みを、胡瓜の4面全部に入れて切り離すと下の写真のようになります。
(写真上部の胡瓜は、起こして立てたわさび台です)
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■これで、最初のわさび台が完成です。
次のわさび台を作る方法
そして、次のわさび台も同じように、胡瓜の4面全部に切り込みを入れて切り離していきます。
このとき、切り離した部分がとがっていますから、胡瓜が立つよう包丁で平らに切り取ってください。
写真の2つの胡瓜が切り取る前と切り取った後です。
切り取った方の胡瓜を立てると下の写真のようになります。
この手順で胡瓜の細い方まで切り進めると、1本で15~20個のわさび台が作れます。
今回は簡単に作るために分かりやすく正方形の4面にいたしましたが、4面を5面に切り取ると花弁が5枚になり、「ききょう胡瓜」という名のわさび台になります。
【ききょうの飾り切り関連】
【他のわさび台】
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次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。