料理の雑学、豆知識一覧

9月の献立に菊の花や菊菜(春菊)菊葉などを多く使う理由とは?

秋の献立【雑学、豆知識】今回は9月の日本料理で菊の花や菊菜など「菊」に関連した食材や名前を使う理由をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。9月9日の「菊の節句」日本料理は古代中国の思想や手法が独自に発展した文化のひとつで、その考え方には「陰陽五行説」があり、数字は偶数と奇数で陰と陽に分けられます。

煮出し汁の出汁(だし)とは【和、洋、中】それぞれの意味

だしとは、動物性や植物性の材料を煮出したり、水の中に浸して食材の持つ旨味成分を抽出した汁のことです。【日本料理のだし】和食の代表的なものでは、かつお節を煮出す「かつおだし」や昆布を水に浸したり、水から火にかけて旨味を抽出する「昆布だし」があります。

折敷(おしき)の意味とは【茶懐石料理の最初に出てくる御膳の名称】

今回は茶懐石料理で出される折敷(おしき)の意味をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。【折敷とは?】食器をのせる膳の一種で、茶懐石料理ではこの膳に飯、汁、向付を置いて最初に出します。向付の名は、この膳の配置で向こう側に付けるということからついています。

割り下とは?【鍋料理や煮物で使う割り下の意味】和食の雑学、料理用語集

割り下(わりした)とは割り下地の略称で、鍋料理や煮物を作るときに使う味をととのえた煮汁のことです。作り方は主に、だしと醤油、みりん、味噌、酒などの調味料を合わせ、濃い味のものを「濃い割り下」と呼び、うすめに作ったものは「うす割り下」といいます。

預け鉢(あずけばち)の【語源、意味】和食の料理用語、豆知識集

茶懐石料理の献立のひとつで、一汁三菜、箸洗い(はしあらい)、八寸(はっすん)以外に亭主が心入れですすめる他の料理を「鉢」に盛り込んで取り箸を添えたものをいいます。【預け鉢の語源】預け鉢は一汁三菜が終わったあとに「亭主相伴(ていしゅしょうばん)」といって