蓮根の飾り切り手順、蛇籠(じゃかご)
今回の飾り切りは蓮根を蛇籠にむく方法をご紹介したいと思います。
本来の蛇籠(じゃかご)とは竹を粗く編んだ細長いかごのことで、護岸や水流を調節するために使われるものです。これを野菜で模して飾り切りにします。
そして、料理の用途としては甘酢漬けにして焼き物のあしらいに使うことが多く、食材を巻いて揚げたり、蒸し物、八寸物にも利用できますので参考にされてはいかがでしょうか。
野菜の飾り切り、蓮根の切り方手順
蛇籠蓮根の切り方
【1】蓮根を約5㎝の長さに切って皮をむいてください。
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蓮根を切るときの注意点
■ 蓮根を切る場合、鋼(鉄)の包丁で切ると化学反応を起こして色が黒くなりますので、ステンレス製やモリブデン鋼のような錆びない包丁を使うほうが後の調理がしやすくなり、白く仕上がります。
【2】次に、蓮根を縦向きにして角に丸みをつけ「桂むき」がしやすい状態にしてください。
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【3】このあと、蓮根を桂むきにしてください。
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■ 桂むきの詳しい方法につきましては≫「大根けんの詳しい切り方と桂むきのコツ5つ」に掲載しておりますので参考にしてください。
蓮根を切っているときの注意点
蓮根を桂むきにすると割れたり、折れたりしやすいですから、切り上がった側を丸めながらまとめていくと割れずに仕上がります。
また、色の変色を防ぐ場合は、酢を少量加えた水の中に蓮根をつけながらむいてください。
【4】そして、芯が細くなるまで桂むきが進んだところで切り離すと完成です。
【関連】
≫野菜の飾り切り手順一覧へ
≫蓮根の飾り切り一覧を見る
注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
【参考】
今回は蛇籠蓮根の切り方をご紹介いたしました。
他の調味料割合につきましては≫「和食の調味料割合と配合集一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。