和食の煮物レシピ
今回は里芋の煮物を割合で作る方法をご紹介したいと思いますので、たき合わせや煮合わせ、から揚げ、あんかけ等の参考にされてはいかがでしょうか。
里芋の煮物の作り方【12:1:1の割合】
下ゆでの工程
【1】最初に、皮をむいた里芋を米のとぎ汁でゆでてください。
ゆで方の詳しい内容につきましては≫「里芋の下ゆで方法とコツ!ゆでるときの目安温度と加熱時間」に掲載しております。
煮汁を作る工程
だしと調味料の割合比率
だし | 12 |
みりん | 1 |
うす口醤油 | 1 |
■ 甘味を強める場合は砂糖を加えて、色濃く仕上げるときは濃口醤油を使用してください。
煮る工程
【2】上記分量の煮汁をひと煮立ちさせて里芋を入れ、煮汁の中で動かない程度の火加減を保ちながら15~20分間煮てください。
※ このときの加熱温度が高いと煮くずれの原因になりますので気をつけてください。
【3】そして、火を止めたあと、そのまま冷めるまで味をなじませると完成です。
蒸気加熱で味を含ませるときは、里芋がかぶる程度にひと煮立ちさせた煮汁を深型のステンレスバットに入れてください。
※ 冷たい煮汁を入れると加熱時間が長くなりますので、一度温めてから加えてください。
そして、蒸気がはいらないようにアルミホイルで蓋をしたあと、中火で約30分間蒸して冷めるまで味をなじませると完成です。
① 蒸し煮の場合も鍋と同じく、加熱温度が高いと煮くずれの原因になりますので気をつけてください。
②【重要】蒸し器の蓋を開けるさい、高温の蒸気が一気にふき出ますのでヤケドには十分注意してください。
【揚げ物の使用例】
里芋の煮汁をきってから、片栗粉をまぶしつけて揚げたもの。
「から揚げ」と「あんかけ」
■ すべての食材を里芋と同じ煮汁割合で仕上げた「たき合わせ」の盛りつけ例
【関連】
■ 同じ煮汁で仕上げた別のたき合わせ
【参考】
今回は里芋の煮物をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「煮物レシピ関連一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。