魚介の関連レシピ
刺身、寿司、向付けの献立に使える白身魚の昆布じめを作る基本手順
■ 今回は鯛(たい)の身を使用した昆布じめの方法です。
鯛の下処理工程
【1】最初に、骨と皮を取り除いた鯛の上身にうす塩をあてて、約30分間おいてください。
■ 魚に塩をするときのコツ ■ 腹骨をすき取った部分は身に厚みがないため、塩をあてるさいは、他の部分よりもうすく塩をあててください。そうすると仕上がりの味がほぼ同じになります。
昆布で挟む工程
【2】次に、かたくしぼったぬれ布巾で表面を軽くふいた昆布に鯛の身をのせ、もう一枚の昆布で挟んでください。
【3】同じ大きさのバット2つの内の1つに身を挟んだ昆布を置き、もう一枚のバットをのせて輪ゴムでとめてください。
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■ このときに輪ゴムの本数を加減すると、押しをかける力が調節できます。(本数を増やすと押す力が強くなります)
バットが大きくて輪ゴムが届かない場合は上から重しをかけ、同じ大きさのバットがないときはラップフィルムで包むと作れます。
仕上げの工程
【4】冷蔵庫に入れて約3時間しめながら昆布の風味を鯛の身に移すと完成です。
【盛りつけ例①】鯛の昆布じめ
【盛りつけ例②】ひらめの昆布じめ
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昆布の利用方法
鯛をしめるときに使用した昆布の長い辺の両端を2~3㎜の幅で細長く切り取ってください。(繊維にそって、ひも状に切る)
そして、短いほうの両側をハリセンを作る要りょうで互い違いに束ねて、ひも状の昆布でしっかりと結びとめると「昆布船」が作れますので、盛りつけ演出の参考にされてはいかがでしょうか。
■ 2重に巻き付ける
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■ 結びとめる
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■ 昆布船の完成
結ぶときに力を入れ過ぎると、ひも状の昆布が切れますので注意してください。
【昆布船の使用例】
鯛の昆布じめ
青じそ、レモン、わさび
■ お好みで加減酢や割り醤油を添えてください。
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今回は、昆布じめの方法をご紹介いたしました。
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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。