里芋の下処理方法
今回は里芋をゆでるときの温度と加熱時間をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
里芋をゆでる場合の目安
とぎ汁の温度
【手順と目安】
最初に、皮をむいた里芋を米のとぎ汁、または米ぬかを加えた水に入れ、冷たい状態から火にかけてください。
次に、とぎ汁の表面がゆらゆらと動くところまで一旦温度を上げ、少しずつ火を弱めてください。
そして、とぎ汁の表面が静かになり、ほぼ動かなくなるところが85~90℃の間ですから、この状態まで火を弱めてください。
■ 温度計は100円ショップで購入できます。
小芋、または食べやすく切り分けた里芋をゆでる場合の目安時間(分数)
火を調節してからアクを取りのぞき、約20分間ゆでるとほぼ火が通りますので、細い竹串を中心部に刺し込んでかたさを確認してください。
そして、とぎ汁臭さを取り除くために芋を真水に入れて、先ほどと同じ要りょうで温度を上げながらさっとゆで、陸上げして余分な水分を飛ばしてください。
このあと「八方だし」や濃いめの吸い物だし、または白味噌で甘味をきかせた煮汁等で更に加熱すると炊き合わせ、椀物の具、揚げ物などに使えますので参考にされてはいかがでしょうか。
【調理例】
【関連】
≫南瓜の飾り切り一覧
【参考】
今回は里芋を下ゆでする場合の目安をご紹介いたしました。
他の下ごしらえ関連につきましては≫「食材の下処理方法一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。