梅人参の切り方【基本手順】
ねじり梅に切る方法3つと飾り切りのコツ
今回は冬の飾り切りで一番多く使われる「梅人参」を切る方法と5枚の花びらに切り込みを入れて「ねじり梅」にする手順をご紹介したいと思いますので、参考にされてはいかがでしょうか。
冬の人参飾り切り、梅人参の切り方とねじり梅の手順
木取る工程
【1】最初に、人参を輪切りにして五角形に切る、または写真のように5つの目印をおいて花びらの間隔をとってください。
※ 人参を五角形に切った場合は、辺の中心が爪ようじの位置になります。
切り込む工程
【2】次に、爪ようじの部分に切り込みを入れ、丸みをつけながら花びらの形をととのえてください。
※ 五角形の場合は各辺の中心に切り込みを入れ、その部分を爪ようじにあわせて「梅型」にととのえてください。
五角形からの手順につきましては≫「野菜の飾り切り方法【桜人参】の切り方手順とコツ」に掲載しております。
仕上げの工程
【3】工程【2】の花びらを同じ要りょうで5つ切ると完成です。
梅人参は冬場の刺身や煮物飾りの他にも祝い膳や正月料理に使えます。
梅の花びら5枚を浮き立たせて「ねじり梅」にする方法
【1】花びらの間に包丁を入れて、梅人参の中心まで切り込みを入れてください。
■ このとき外側が深くなるよう、人参の表面に対して斜めに切り込みを入れてください。
【2】このあと【1】の切り込みの角度で、花びらが浮き出るよう梅の外側を厚くそぎ取って「ねじり」を入れてください。
【3】そして、花びら5枚を浮き立たせると「ねじり梅」の完成です。
■ ねじりを加えると形のいびつな部分が目立たなくなり、花びらの大きさがそろって見えるようになります。
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【真横から見た梅人参】
【少し斜めから見た梅人参】
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【2つのねじり梅の比較】
■ ふくらみを持たせる切り方(左)と、花びらをくぼませた梅人参(右)
梅人参や桜人参は初めの五角形と花びらを気にしすぎると、人参がどんどん小さくなってしまいます。
そして、型で抜いたように均一ではなく、花びらがそろっていないところが手むきの味わいだと思いますので、慣れてこられた方は形を少しゆがませたり、枝付きの梅にしたりと「飾り切りや和食のむきもの」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【関連】
≫野菜の飾り切り100選
【 項目別の切り方一覧 】
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【 飾り切り、むき方の基本 】
≫大根けんの詳しいむき方とコツ5つ
今回は梅人参をご紹介いたしました。
他のレシピ等につきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。