迎え塩(むかえじお)の意味
和食の料理用語集
迎え塩とは
塩蔵品の塩出しをするときに、うすい塩水に浸して塩けを抜くことをいい「塩で塩を迎える」ことからこの名があります。
塩抜きに真水を使わない理由
真水に塩蔵品をつけると、食品と真水の塩分濃度の差が大きいため、塩が抜ける代わりに材料が真水を吸収して水っぽくなります。
ところが、うすい塩水を使うと、両者の間に塩分濃度を一定に保とうとする作用が働きます。
この作用により、塩分濃度の高い塩蔵品のほうから、うすい塩水に塩だけが移行して食品中の塩けが抜けるためです。
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【参考】
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