呼び塩(よびじお)の意味
和食の料理用語集
呼び塩とは
塩蔵品の塩出しをするときに、うすい塩水に浸して塩けを抜くことをいい「塩で塩を呼ぶ」ことからこの名があります。
塩抜きに真水を使わない理由
真水に塩蔵品をつけると、食品と真水の塩分濃度の差が大きいため、塩が抜ける代わりに材料が真水を吸収して水っぽくなります。
ところが、うすい塩水を使うと、両者の間に塩分濃度を一定に保とうとする作用が働きます。
この作用により、塩分濃度の高い塩蔵品のほうから、うすい塩水に塩だけが移行して食品中の塩けが抜けるためです。
【関連】
≫和食の献立、料理用語集
≫献立別の料理用語集一覧へ
≫折敷(おしき)とは
≫日本料理の点心の意味
≫本膳(ほんぜん)とは
≫一汁三菜の種類と献立名
【料理用語関連】
【あ段~わ段】
【参考】
他の料理内容につきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。