料理用語辞典【ふ~】基本~応用
和食調理で多く使われる料理用語、語源、意味、由来などを50音順にご紹介しております。
また、料理用語に関連した作り方やコツなども掲載しておりますので、必要な調理用語を目次からお選んでお役立てください。
料理用語辞典、語源、由来、調理法、豆知識50音順検索【ふ】~
ふうみ「風味」
食物に対する好みを決める要素で、甘味、塩味、苦味、酸味、辛味、旨味などの味覚に嗅覚(きゅうかく)が加わって作られるとされ、味覚と嗅覚は混合して感じられる場合が多く、この両方が混合された感覚を風味とよんでいます。
ふか「鱶」
サメ類の中でも特に大型のものにつけられた俗称です。
ふかのひれ「鱶の鰭」
ヨシキリザメ、モウカザメ、コトザメなどサメ類のヒレを乾燥させたもので、中国料理の材料として珍重されています。
ふき「蕗」
キク科の多年草で、全国の山や野に自生していて栽培もされています。
そして、ふきの歴史は古く、8世紀ごろには栽培が行われていたといわれます。
ふきのとう「蕗の薹」
ふきの花蕾(からい)で、早春に土の中から芽を出します。
そして、この蕾(つぼみ)がなるべく開かない内に賞味され、天ぷらにしたり、味噌と混ぜ合わせてふきのとう味噌にすることが多いです。
ふきよせ「吹き寄せ」
秋から冬の初めにかけて用いる献立名で、風に吹き寄せられた落ち葉を思わせるように秋の味覚を盛り合わせた料理をいいます。
ふきよせずし「吹き寄せ寿司」
関東風のちらし寿司のことで、すし飯の上にもみ海苔をを振りかけて色々な具材を吹き寄せたように並べることからこの名があります。
そして、秋の献立では、ご飯物やお凌ぎとしてちらし寿司を組み込む場合に秋の吹き寄せになぞらえてこの名を使うこともあります。
ふくさ「袱紗」
ふくさとは、布の表地に裏地をつけて2枚合わせたもののことです。
また、やわらかいものをいう場合もあります。
このことから、2種類の材料を合わせて作ったものや、やわらかく仕上げた料理にこの名をつけます。
ふぐじる「河豚汁」
汁物のひとつで、フグを使ったみそ汁のことです。
ふくめに「含め煮」
煮物のひとつで、多量の薄味の煮汁で材料に味を染み込ませるように時間をかけて弱火で煮たものです。
ふじづくり「藤造り」
刺身の作り方のひとつで、サヨリやアジなど小ぶりの魚に用い、花房を長く咲くフジの花のように刺身にしたものです。
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