メラノイジン反応とは?効果/語源/意味を解説【メイラード反応/アミノカルボニル反応】

 
■ 当サイトをご覧の方々並びに全国の皆様におかれましては、お身体に十分注意していただきたく存じます。
 
【動画を見る】
【本サイトの関連動画】
YouTubeチャンネルへ

和食レシピ日本料理案内所

【Web検索順位】
【このサイトのWeb検索結果】
日本料理案内所で検索する

料理の雑学、豆知識・メラノイジン反応

【和食の料理用語集】

メラノイジン反応とは?

焼き物などに見られる高温加熱の調理によって褐色物質の「メラノイジン」を作る反応のことで、一般には「アミノカルボニル反応」といわれることが多い化学反応です。

アミノカルボニル反応とは

食品に生じる非酵素的褐色現象の一種。フランスの研究者「メイラード」が1912年に明らかにしたもので、発見者の名をとって「メイラード反応」とも呼ばれる。これは、還元糖のカルボニル基とアミノ酸のアミノ基が化学反応を起こして、褐色物質の「メラノイジン」を作る反応であり、メラノイジンの名をとって「メラノイジン反応」ともいう。この褐色現象は、pH、温度、金属イオンの影響を受けやすく、反応によって生じるアミノ酸の損失など、栄養的には好ましくない点もあるが、一方でショウユやミソの色など、食品に好ましい色をつけたり、香りをつけたりする役割を持っている。焼き物など高温加熱の調理によってアミノカルボニル反応が起こると、食品は褐色の被膜を作り、独特の香りを発生させると同時に、その見た目や香ばしい匂いから食欲をそそる効果が期待できる。また、同時に抗酸化性も発言してくれる。パン、ケーキ、ちくわ、せんべい、かば焼きなどは、焼き上げの調理作業中にこの反応が起こるため、風味や色調が加わって食欲増進につながる。

料理のさしすせそ【調味料をこの順番で入れる3つの理由】

【関連】

和食の献立、料理用語集

料理用語集・献立名の意味一覧

和食の献立名、それぞれの意味と特徴
折敷(おしき)とは
日本料理の点心の意味
本膳(ほんぜん)とは
一汁三菜の種類と献立名
精進料理(しょうじんりょうり)

【茶懐石料理とは!】

茶懐石料理の由来、献立の名称と順番

【会席料理と懐石料理】

2つのかいせき料理の相違点とは!

献立別の料理用語集一覧へ

和食の焼き物手法

【串の打ち方と名称一覧】

料理の雑学、豆知識一覧を見る

【あ段~わ段】

【あ】 【か】 【さ】 【た】 【な】

【は】 【ま】 【や】 【ら】 【わ】

料理用語集 50音順検索一覧

野菜の飾り切り100選

項目別の切り方一覧 】

季節の料理演出一覧

調理方法と料理内容【和食レシピなどの関連/項目別一覧】

【項目別一覧表】

■ 下記の一覧表からは各カテゴリーに移動いたします。

料理別の調味料割合を見る

閲覧数が多い記事一覧

飾り切り方法と細工料理へ

他のレシピや料理内容などにつきましては≫「本サイトの内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。